テレビ会議・Web会議のプロフェッショナル

HOME > コラム > 新たな遠隔業務支援ツール『スマートグラス』とは?

新たな遠隔業務支援ツール『スマートグラス』とは?

Column

スマートグラスを用いた映像コミュニケーション

スマートグラスは、メガネをかける要領で装着して使用するウェアラブルデバイスです。実際に見ている光景に情報を重ねて表示する方式が採用されており、実世界に情報を重ねて表示することから※「ARメガネ」と呼ばれることもあります。
NTTビズリンクではこのスマートグラスを用いた映像コミュニケーションを可能とする、『スマートグラスクラウド』を2017年4月にリリースいたしました。スマートグラスを装着した作業者と遠隔地を映像/音声でつなぐこの『スマートグラスクラウド』、従来の映像コミュニケーションツールと何が違い、実際の活用方法はどのようなものなのでしょうか?
「ARメガネ」:メガネ型で、顔に装着することで拡張現実(AR)体験を実現する装置・端末のこと


共有するのは「目線」

「現場作業者と本部が連携し、現場状況を確認しながら指示を出す」ような利用シーンについて考えてみましょう。
従来の映像コミュニケーションはカメラに向かって話しかけることで「相手の姿や表情」を確認しながら会議や打ち合わせを行うものでした。メールや電話に比べ、円滑なコミュニケーションが可能ですが、作業者の目線の先を見せるためには作業を中断してカメラの向きを変えるなどの必要がありました。

対してスマートグラスを用いると、「現場作業者の目線」映像をリアルタイムに本部に送ることができます。
ウェアラブル端末なので、両手が自由になり、カメラを向けるために作業を中断する必要もありません。リアルタイムに、あたかも現場に本部にいる熟練スタッフが同行しているかのような、充実したサポートが可能になります。
目線映像や音声だけでなく、写真やマニュアルを本部から現場作業者に見せたり、アノテーション機能(描画機能)やチャット機能で補足説明を伝えることもでき、より正確できめ細やかな作業支援が期待できます。

・従来型映像コミュニケーションとスマートグラスの違い

従来型映像コミュニケーションとスマートグラスクラウドの違い

様々な分野での活躍が期待されています

ではこの『スマートグラスクラウド』、どのような利用シーンで活用できるでしょうか。
サーバーメンテナンスなどの「設置工事」、ビル施設などの「設備点検」、「建設工事」では経験の浅い作業員でもスマートグラスを装着して遠隔からリアルタイムに支援を受けることが可能です。
ハンズフリーですから、作業員が撮影やデータ送信のために作業を中断せずに、本部に現場状況を伝えることができ、リアルタイムな支援が可能、効率や生産性が向上します。


・活用例

スマートグラスの活用例

導入事例

株式会社テクノさま(愛知県北名古屋市)では、下水処理施設の遠方監視システム構築工事の遠隔支援サポートにご利用いただいております。
PCから設備の図面や説明書を作業者のスマートグラスに表示しながらの作業支援に加え
本部が任意のタイミングで静止画を撮影し、工事箇所をマーキングし作業者に具体的に指示を出すなど、作業の効率化を実現されています。

・導入事例:株式会社テクノさま

導入事例:株式会社テクノさま

スマートグラスクラウドのこれから

少しずつではありますがスマートグラスが浸透し始めてきました。トライアルでのご利用を開始されているお客様も多く、実際の利用シーンに即しながら、様々な機能向上を検討しております。また、低価格化や用途に応じたラインナップ増強など、スマートグラスデバイスのさらなる進化も期待されています。NTTビズリンクでは、『スマートグラスクラウド』が多くのお客様の日常業務に活かしていただけるよう、サービスの一層の充実化を図ってまいります。