テレビ会議の基礎知識

テレビ会議の規格

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テレビ会議を行うにはいろいろな操作を装置で行っていますが、いろいろなメーカーの装置で互換性を取るためにいろいろな規格があります。ここではそれを簡単に説明します。

1.テレビ会議の規格

現在利用されているテレビ会議はIPまたは、ISDNを利用するものが多いですが、それ以外にも規格が決まっているものがあります。ITU-T(国際電気通信連合の電気通信標準化部門)での勧告に以下のようなものがあります。

規格名 内容
H.320 ISDNを利用したテレビ会議の規格
H.323 インターネットやLANや通信品質費保証型LAN等のネットワークでのテレビ会議の規格
H.324 アナログ電話回線を利用したテレビ会議の規格
H.324/M H.324の移動通信に対応した拡張版の規格

2.音声圧縮符号化の規格

テレビ会議ではアナログ音声をディジタル信号に変換して送信しますが、同時に信号の圧縮を行い、通信帯域の有効利用を行います。その方式には主に以下のようなものがあります。

規格名 音声帯域 速度(kbps) 特徴
G.711 3.4kHz 48/56/64 H.320では必須
G.722 7kHz 48/56/64 音質に優れる
G.722.1 7kHz 24/32  
G.728 3.4kHz 16 1Bでの利用もできる。

テレビ会議端末によって、どの音声圧縮符号化の規格に対応しているかが異なります。双方が対応している規格でないと通信ができません。

3.映像フォーマットの規格

テレビ会議では通常以下の映像フォーマットが利用されます。

フォーマット名 解像度
CIF 352*288
QCIF 176*144
4CIF 704*576
HD 1280*720

4.映像圧縮符号化の規格

最近よく聞くのはMPEG等の圧縮符号化の規格ですが、テレビ会議では以下の規格が使われます。

規格名 特徴
H.261 ISDNによるテレビ会議向けに開発されたもの。H.320対応のテレビ会議システムでは必ず対応している。
H.263 H.261をもとにより圧縮の効率を高め、より低速でも対応できる規格。
H.264 H.263の動画の圧縮効率を更に高め、また変化の直前直後の動画の最適化を図ることにより、動きの多い映像を滑らかに表現することに優れた規格。

5.データ会議の規格

H.239という、テレビ会議の映像とPCの映像を同時に送信できる「デュアルビデオ機能」を利用できる規格を、多くのベンダーで採用しています。また、データ会議の規格を定めたITU-Tの規格にT.120シリーズというのがあります。これにより、ホワイトボードの共有やアプリケーション共有、ファイル転送といったものが行えます。

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